就職の勧め 初の就職活動 40代の挑戦 介護について

 介護の仕事の面接をしてきた。老人ホームの介護である。面接の人のタイプは今迄の面接の人とは違い目が澄んでいて声も話し方も落ちついていて柔らかい印象で不思議な気分になる。(今迄の面接がどうのこうのという意味ではない)

 

 世の為、人の為と思い興味があり申し込んだのだが介護の現実を聞くと自分には耐えられないと思ってしまった。お年寄りからの貴重な話が聞けるというのは興味があるし世話をしたいのだが痴ほうやアルツハイマーの患者さん?は暴言、暴力もあるそうだ。

 

 食事中の人等いたら聞きたくもない内容だが食事を粘土と思い手でこねて遊んだりする。これはまだ何とも思わないが自分の便を食事と認識して出したばかりの自分の便を食べてしまう話を聞いて心が折れてしまった。

 

 他に老人ホームで人生の最後を迎える人が多くて半年間迄は精神的に参り辞める人も多くて、辞めずにいた人は人の死に慣れるそうだ。慣れるものなのか??

 

 給料は1年目は月に20万程、ここから社会保険等引かれる。夜勤は月に6日間、夜勤の手当として2000円が夜勤勤務ごとにもらえる。休憩はながら休憩。見守りながら休憩。

仮眠したり食事をゆっくりする事は出来ない。但し現場によるそうだ。

 

 人の命を預かるような仕事でもあるので給料が安すぎる。精神的にもこたえる。月に5~10万円追加しても良いのではないかと思う。人が不足しているそうでそれも理由で大変だそうだ。

 

 後日、採用していただくがこの仕事が出来る気がしないので断る。この仕事をしている人を本当に尊敬する。

 

 介護の仕事は問題のあるような人もいてお年寄りにカッとなり強い口調で叱り怒鳴る人や軽く腕をたたいて躾をする人もいる。こうなると犬や猫ではないかと思う。相手の世話をするのもルールがあるようでない。自分の子供に言い聞かせる人もいれば怒鳴る人もいるし叩く人もいれば無視をする人もいる。

 

 仕事であり、お金をもらう以上は暴言、程度の低い暴力はいけない。それでも介護の業界は、そういう人でもいると助かるそうだ。色々と考えさせられる。