クラーク12日目 金、金、金(カネ、カネ、カネ)

 毎日と変わらない日々を過ごす。朝起きてプールで泳いで学校の勉強をしてゆっくりしてプールで泳ぎ夜から晩飯のついでにバーで向かう。

 

 walking streetのバーに行く。loli popの2件横のコーナーのバーに行く。ここには以前日本人の旦那がいたというフィリピン人のおばちゃんがいる。チップくれとか言わないしドリンクおごれとも言わないのでたまに来ている。

 

 ダンサーの姉ちゃんが横に座り絡んでくる。仕方ないのでドリンクをごちそうする。

ダンサーの姉ちゃんがビールを頼んで乾杯して話す。今日は3杯だけしかもらえてないそうでドリンクバックがビールの場合だと150pかな?

 

 十分もらえてると思うが足りないらしい。8か月前迄はマニラでランドリーの仕事をしていたそうだ。25歳で子供が二人いる。この仕事に抵抗はなかったのかと聞くと全くないとの事。こういう所だとは昔から知っていたと言う。

 

 バーファイン(連れ出し)が週に3回あり2000pもらえるそうだ。日給が400ペソだったかな。結構稼いでいると思うが足りないらしい。基本、毎日外食でランドリーも店に頼む。煙草も買う。それは金がなくなる。

 

 外国人の恋人が欲しくて結婚をして永住権が欲しいそうだ。その後なら離婚してかまわないそうで理由を聞くと外国なら更に稼げるからだと言う。何でもありだ。

この姉ちゃんはマニラーでランドリーで仕事していた時は月に8000ペソの給料もらっていて今のバーの仕事で大体月に40000ペソもらえてるとの事。

 

 5倍貰えたら考えは変わる。日本だと仮に月に20万円の給料の人が100万円稼げる様になりチヤホヤされたら変わってしまうのか元々の本性が出てしまうのだろう。自炊しなくて良いし洗濯もしなくて良い。お金は自分も好きであるがここ迄の考えにはならない。

 

 だが、生活を持続する最低限のお金は必要だなと改めて気づけて良かった1日であった。